最高裁で
昨日破棄差し戻し判決のあった事件
手術後のせん妄だった疑いのある
女性患者の証言で
突然逮捕され
被告人とされてしまった男性医師
4人部屋だったのなら
周囲の入院患者に
異常な気配の有無等の
話を聞けなかったのかな
男性医師が入ってきたら
落ち着かなくて
耳を澄まして
動向を気にすると思うけれど
顔も含めて写真に撮ったのは
写真を取り違えないように
という趣旨では
後で加工して
顔の下で切り取れば問題ないから
今回最高裁で破棄差し戻しされた
高裁の有罪判決の二ヶ月後に
被告人とされた医師の
12歳の息子さんが
電車に飛び込んで
自殺してしまった
取り返しのつかない
責任の重みを
誰か感じているのか
破棄しなければ
著しく正義に反する
とまで最高裁に断罪された高裁判決
裁判は差し戻されても
失われた息子さんの命は
もう還ってこない
不当なイジメがあったのか
有罪判決に対する抗議だったのか
両方かもしれない
検察側の証人は
せん妄の専門家でもないようだし
はじめから有罪ありきで
大事な物証のデータ捏造の疑いも捨てきれない
鉛筆と消しゴムって
数字を書いたり消したりしたの?
それって
改ざんでは
全知全能の神ならぬ人間は
時として判断を間違える生き物であれば
他人の人生に関わる事柄について
公権力を行使する場合には
もっと慎重で謙虚でなければならないと思う
後で検証できないように
結果以外を捨ててしまうことが
今後も続かないよう
証拠価値の低いものとして扱うのは当然として
言ってしまえば
たった今手術したばかりの自分の患者の体に
低俗な興味など持つ医者がどこにいるのか
門外漢で分からなかったとしても
素人の謙虚な自覚を持って
疑わしきは罰せず
法の専門家なら
原理原則に立ち返ってほしい
15歳の子に決着をつけさせた
優柔不断な社会
優しさは
時に残酷
週末
嬉しい
でも やっぱり
ちょっと寂しい
集中しよう
精進しよう
できることを
できる限り
がんばる
諦めない
笑顔で
ともすれば
岡本かの子
最後の数年間は
川端康成に小説の指導を受けていたらしい
人とのご縁は
何より大切だと分かる
父が食道癌の末期で
大手術して
病院のベッドに横になっていたとき
兄がいない陰で
私にあからさまな意地悪をする
姻戚の一家のお父さんが
なんだか 偉そうに
お見舞いに来て
政府にへつらって
公害裁判の証人に寝返って
国立大学の名誉教授とか
天下って
どこかのセンター所長とか
しょっちゅう学会だと
外国へ行き来してるけど
「脈もあるし 顔色もいい」
しか父に言えない程度の
形だけの医者が
しょげてる私の横で
わいわい楽しそうにしていて
「よそのお父さんが元気で悔しかった」
と言ったら
父は ベッドに横になったまま
低い声で
「ごめん」
と呟いたっけ
猫たちにまで
天国で
「ごめん」
と謝らせるのか
私は
桜花を
心待ちして
冬の朝
やっと
よその猫を微笑ましく眺められるようになった
あったあったと思って
昨日までは
羨ましさを抑えるのに必死だった
明日はどう感じるだろう
自信がない
猫のブラッシング・スクワットがなくなって
鍛え足りなくて
筋肉と骨の量が少ない
随分手のかかる猫だと思っていたのに
猫に鍛えられていた
随分手のかかる飼い主だと
猫も思っていたかな
今日は
天使の囁きの日だった
何か囁いて
私の天使ちゃんたち
どうしてこんなに愛してしまったのだろう
不思議なほど
ありがとう
今までいてくれて
これからも
心はずっと一緒に
生きていこうね
いつか
また
会おうね
ぎゅってしてあげる
ちゅってしてあげる
嫌がっても
もう
抱きしめて離さない
絶対に
だから それまで
いい子にして待っていてね
兄と電話で話して落ち着いた
なんていつも穏やかな人なんだろう
大人はこうでないとね
見習いましょう
身近なお手本
オミクロンはそんなに心配してなかった
それより膠原病の方を気にしてた
ひとを心配する職業
兄にぴったり
暖かくなるまで
おとなしくしているようにって
大富豪になったら
兄のために大きな病院を作りたかった
都心の一等地に
優れた医師と
天使のようなナースだけ集めて
高給&休暇たっぷりで優遇する
ボディガードもつけて
何の心配もないように
夢見るのは自由
明日もがんばろう
決して荒れないで
悲しいに決まってる
コピー用紙を買おうとアマゾンを開けると
”あとで買う”には
キャラちゃんの好きなキャットフードが
山のように入ったまま
横を見れば
もう使うことのないお皿が
カラフルなタワーになって
積み上げられたまま
今日届いたのは
白いふわふわの
後ろ姿のキャラちゃんカバー
おリボンもついている
お耳も 尻尾も
ただ 可愛くて
罪悪感を抱きながら
蜜柑を食べる
キャラちゃんのいた場所には
本やノートの山
心が痛い
「私のソファは?」
見上げて戸惑うあの子が見える
うっかり置いてしまって
あのとき 傷ついた顔で
立ち去る後ろ姿に
「キャラちゃんごめん」
急いでどかしたけれど
もう戻ってこなかった
いつも 猫には
何の落ち度もない
人間には
落ち度だらけ
大事なときにも
ネットに逃げてた
やり直したいよ
キャラウェイ
見殺しになるかと思った
まだ生きていける
人生と良識に感謝
熱は今朝も平熱
昨日の午後も37度まで
息もできる
大丈夫だ
寒い朝の目覚め
今日こそ充実させないと
精一杯生きた猫たちに恥ずかしい
大好き大好きと
明るい声をかけながら
カーテンを開けて
微笑みかける
見えてないとしても
構わない
一生 大好きだ
ビーフバーガーよりも
グリルチキンバーガーのレモン味が
美味しかった
息苦しい気がして起きた
なんと 平熱
朝はいつも低いけれど
昨夜は 右目が少し暗かった
視力がいい方の目なのに
目の奥が痛いような気がして
手のひらで覆って光を見たら
もしもオミクロンに感染したのだとしたら
あの猫の訪問者たちから
初日は3人
翌日は4人で来て
何時間も
一部屋にいた
獣医さん以外を部屋から車に戻ってもらおうとした
けれど向こうも高額を請求するためか
全員で最初から最後まで
必要はなかったのに
大きな窓はずっと全開で
全員マスクしていたな
それでもうつるのかな
不調にすぐにピンときて
熱を計ったまではよかった
わりと素早いオンライン受診もよかった
でもルルアタック飲むだけじゃ
やっぱり
兄にも聞かなかったのは
敗因
心配かけたくなかった
忙しい医療に負担をかけたくなかった
近所のオンライン診察で安心してしまった
37.3度ならたいしたことないのかって
私がこれでこうだから
東京都の感染者数が減ってきたなんて
茶番だ
検査も受けられない人を
把握できてないだけ
閉じこもっているのが
一番安全だし
気弱になるのは
やめておこう
本当に発症したら
各方面に迷惑がかかる
たくさんの人を巻き込んで
拡大自殺しようと思う人の心理は
やっぱり理解できない
天国の猫にも
会えなくなりそう
本当は
死にたくないんだろうな
死ぬしかないまで
追い詰められて
悔しくて
きっと そう
かわいそうに
聞いてくれる人がいたら
違ったかな
ああしたら
こうしたら
知恵を出し合えるような
ただの 普通の
友達がいれば
ただの友達で
よかったのに
私にも
話せる人は
誰もいないな
話もできないなら
永遠に孤独の現代人
コーヒーが美味しいから
違うな
息苦しいのは
いつものことだし
意識していなかっただけ
今日に感謝して
1日を大切に生きよう
あとは何も考えず
気にしないで
多分 感染じゃない
キャラちゃんの動画を見て飽きない
笑顔だけど 右目が涙ぐんでいたのを
不思議に思ったっけ
もう限界だったのに
気づかない飼い主の鈍感
キャラちゃんいないのに
まだ生きてかなきゃいけないのかな
人生は 厳しいね
天国で
キャラちゃんと
ちびねこと
3人であそんでいたい
せめて 夢の中で