最高裁で
昨日破棄差し戻し判決のあった事件
手術後のせん妄だった疑いのある
女性患者の証言で
突然逮捕され
被告人とされてしまった男性医師
4人部屋だったのなら
周囲の入院患者に
異常な気配の有無等の
話を聞けなかったのかな
男性医師が入ってきたら
落ち着かなくて
耳を澄まして
動向を気にすると思うけれど
顔も含めて写真に撮ったのは
写真を取り違えないように
という趣旨では
後で加工して
顔の下で切り取れば問題ないから
今回最高裁で破棄差し戻しされた
高裁の有罪判決の二ヶ月後に
被告人とされた医師の
12歳の息子さんが
電車に飛び込んで
自殺してしまった
取り返しのつかない
責任の重みを
誰か感じているのか
破棄しなければ
著しく正義に反する
とまで最高裁に断罪された高裁判決
裁判は差し戻されても
失われた息子さんの命は
もう還ってこない
不当なイジメがあったのか
有罪判決に対する抗議だったのか
両方かもしれない
検察側の証人は
せん妄の専門家でもないようだし
はじめから有罪ありきで
大事な物証のデータ捏造の疑いも捨てきれない
鉛筆と消しゴムって
数字を書いたり消したりしたの?
それって
改ざんでは
全知全能の神ならぬ人間は
時として判断を間違える生き物であれば
他人の人生に関わる事柄について
公権力を行使する場合には
もっと慎重で謙虚でなければならないと思う
後で検証できないように
結果以外を捨ててしまうことが
今後も続かないよう
証拠価値の低いものとして扱うのは当然として
言ってしまえば
たった今手術したばかりの自分の患者の体に
低俗な興味など持つ医者がどこにいるのか
門外漢で分からなかったとしても
素人の謙虚な自覚を持って
疑わしきは罰せず
法の専門家なら
原理原則に立ち返ってほしい
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