ちびねこは
カメラが嫌い
いつも
わざと目線を外す
子猫のときに
可愛くてフラッシュパシャパシャされて
眩しかったせいだと思う
すっかりカメラ嫌いになってしまった
ちょっと不機嫌そう
キャラちゃんは ご機嫌そう
大好きなちびねこと
いつも一緒だった
今日は
過去の写真を
たくさんプリントアウトした
キャラウェイの尻尾は
いつもぴんと立っていて
力を入れて下げようとしても
尻尾はびくともしなかった
ちびねこのあくび
啼きながらあくびするから
にゃわあ〜〜〜ん!
お水飲むときも
にゃわわわわぁ〜〜ん!
賑やかな子だった
キャラちゃんは
ちびねこの上に足を乗っけて
眠る
ちびねこは
それでもいいらしい
プリントアウトしたのは
忘れていきそうな気がして
まだ何も
昇華していないうちに
それが怖かった
ウクライナを心配するのは
日本にも結果が及ぶから
猫たちと
平和だった日常が
ときめきの毎日が
なかったことに
なりかねない
なりつつある
このまま
ゼレンスキーを見殺しにしたら
もう 世界を信頼できない
=68
今回の
プーチンの見込み違いは
誰かと似ている
怖いほどの楽観と杜撰
側近が甘言のお友達ばかりという
選択の誤りの
増幅装置
今日は箱のままの
ペットシーツを
箱から出して
当てもない棚に置いた
慎太郎さんが
余命宣告されたときの
心境を書き遺していたというニュース
キャラちゃんが
ピアノの部屋の
ドアの向こうで
きちんと正座して
両手を揃えて前についたまま
うなだれて
あと1週間との
余命を聴いていたのを
思い出した
言葉が分かる猫なのに
配慮が足りなかった
奥に逃げ込んで
耳を塞いでいるかと思った
ドアを開けたら
ぶつからない
ぎりぎりのところで
こちらを向いて正座して
がっくりと うなだれたまま
座っていた
そばにいてあげることも
しなかった
獣医さんたちへの
応対で
何時間も
ほったらかして
キャラウェイは
どんな気持ちでいただろう
やはりだめか
この苦しさは
どうしようもないのか
もう 死ぬのか
翌日の午後
諦めたように
あっさりと
逝ってしまった
腹水で
抱きしめることも
できなかった
ちびねこも
後悔ばかり
だめだ
切りがない
冬に逆戻り
寒かった
家族がいるのに
核のボタンを押せる?
と思っていたけれど
スイスに逃がしたとすれば
核シェルターに避難できる
日本も
核シェルターに
国民全員が入れるようにするといいな
核を持つより
核シェルター
今日は父の命日
いつもいいことがある
父のために自分を大事にしようと
思うからなのか
自尊心って大事
全てが感謝で満たされる
明日から
また頑張るね
あれから ずっと微熱
37度前後が平熱になっている
血圧が低いから
ちょうどいいかな
明日も楽しみ
私を幸せにしてみせて
明日の私へ
咲きたてかな
庭先の沈丁花
今年もいい匂いがして
道を歩くのもロマンティックな
まだ浅き春の午後
今日の雲も綺麗
昨日のあまおうも
甘さはもう一息
苺の季節はこうして過ぎた
あれ?
道明寺と間違えた
これは桜餅だった
ショック
好きなお菓子じゃなくても
あとで運動しなきゃならないのは同じ
むしろ カロリーは高そう
世の中の何かの矛盾に似ている
気がする
沖縄の人は
一日中 服着て泳いでいるって
ハブクラゲがいるから
刺されたら
お酢をつければ治るけれど
それまでずっと ビリビリしてるって
海岸で バーベキューするから
そのお酢を使うらしい
ハブクラゲじゃなかったら
お酢を使ってはダメよ
9月から10月がお薦め
もう 行くこともないだろうな
話を楽しんで
行った気分になって
充分 満足
クラゲにも刺されなくて
安心
眠くて
もう 書けない
おやすみ