寝落ちしてしまった
にゃおーん
可愛い子猫の声がはっきり聞こえて
目が覚めた
声は一度だけ
どの窓から探しても猫は見えない
急いで着替えて
リュックに紙皿と猫ご飯放り込んで
探しに飛び出した
サンダル突っかけて
外は猛暑だった
こんな暑い中を歩いていたら
猫死んじゃうよ
きっと涼しい駐車場の奥に潜んで
涼をとっているに違いなかった
声が届く範囲をゆっくり探して
いったん諦めて帰ってきた
私を誘拐するのは簡単だわ
猫の声一つでおびき出される
どこかの家の猫ちゃんが
窓から啼いただけかもしれないな
ちょっと安心して
少しだけがっかりして
そんな自分も可笑しい
そんなにあの子たちに
会いたかったのかな
やっぱり
ペットロスという
不治の病
思い出すだけで
心が温かい
それは愛の塊
ピアノ弾いてこよう
もうじき日ハムの試合が始まる
0 件のコメント:
コメントを投稿