戦争で負けて死刑になった人が
自分は命令通りに従っただけなのにと訴えた
そうしたら
だからあなたは死刑になるのだと言われた
心に良心がないから
残虐な行為も
命令されれば従ってしまう
盲目的な信頼は身を滅ぼす
その人のためなら死んでも傷ついてもいいし
誰かを殺しても傷つけてもいい
まるで変な宗教に取り憑かれたような
信頼は自然に感じるもの
誰かが信頼に足るかどうかは
それまでの生き様で判断する
自分を犠牲にしてでも
一番身近な家族や友人の信頼を
守り通してきたか
それさえできなかったひとが
あなたのどんな信頼に応えられるだろう
自分の利益を優先するに決まっている
生き様で判断できない時は
家族や友人に
どれほど信頼されているか
それも分からないときは
普段の行動で
自分を捨てても
あなたを助けてくれたか
それもないときは
自分の良心に聞き耳を立てて
なぜその人を信じたいのか
明確な答えがない限り
まず自分を信じて
不確かな誰かの支配下に
自分を置かないで
その選択の責任は
自分自身が負うしかないのだから
そして神ならぬ人間は時に間違える
だから最終的な判断は
どんなに信頼できると思っても
その都度自分でしなきゃいけない
それが1人の人間として尊重される所以
誰かの判断に従って行動してる人なんて
他の人からどうやって信頼されるのか
逆の立場で考えてみてほしい
ただのロボットでしかないのに
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