12.30.2021

マクロンがイジメを厳罰化-公共の福祉についても

C'est bon.(セボン) ミド それはいい(「美味しい」もセボン)


最大10年の禁錮と15万ユーロの罰金。

こどもの犯罪でも、容赦しない。


なぜ、寝屋川市のイジメ撲滅のケースが全国に広まらないのだろうと思っていた。

先日のニュースで、どこかの自治体が取り入れようとしたら
一部住民の強い反対に遭ってできなかった、と。

大半は、いじめる側だから?
声も大きいだろう。


ただの多数決の是正のために、憲法がある。
立憲民主主義。
多数者による少数者の人権侵害を許さない。

憲法で『公共の福祉』に反しない限り、とあっても
決して多数者の利益に反しない限り、という意味ではなくて、
人権と人権が衝突した場合の、相互の調整原理として働く。

たった1人でも、たとえば大勢が喜ぶからというだけで
生命財産等を奪われてはならない。

それが、『公共の福祉』。
誰にとっても、という意味で。

「公共=みんな」と言ってしまうと、多数決みたい。

ただの多数決という意味の民主主義だけだったら、
誰もが、おちおちしていられない。
明日はわが身、だから。

こどもの頃のいじめは、
一生にわたって影響するという。
いじめた方も、一生報復を受ける可能性がある。

日本も、是非、フランスを参考にいじめ厳罰化の検討を。
大切なこどもたちの心身の安全を護ってほしい。
不幸な日本人ばかりにならないように。

早急に。

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