少年虐待事件について

誰かがつらい目に遭った事件は筆が重い

まして子供たちが被害者で大人が加害者

ごめんなさいしかない

防ぐ手立てを考えなくては

大人の責任として

芸能界がヤクザのような世界だというのは

何となく感じていた

まともな理屈が通らない

特殊な世界だから競争もなかった

自由な競争と監視の目がないと組織は必ず腐敗する

人間は弱いから

権力を持った途端に横暴な君主のようになって

自分勝手なことを考える

足りないのはポリシーか良心か

高い志か

子供たちは逃げられなかった

それを恥じる必要はない

大人に依存して生きるのが子供だから

救えなかったのはなぜだろう

大人が子供を見捨てた

大人たちは恥じる一方だ

誰かの勇気ある告発によって

警察は動かなかったの？

そんなはずはない

処分が軽かったのか

もっと厳罰に処すべき

こうした犯罪の扱いが日本は軽すぎた

女性蔑視の結果かと思っていたけれど

これからは変わるかもしれない

知っていながら黙認したのなら

周囲の大人たちや親も共犯者となる

組織は解体して新しくやり直せるといいのに

補償は当然ながら充分にして

失った自尊心や楽しかったはずの子供時代は

お金じゃ取り戻せない

それでも前を向いて生きていくしかない

イノッチなら子供たちを護れるだろう

虐待の連鎖も始まっているかもしれない

断ち切れるか